一言で言うと心と身体を繋ぐスピリチュアルなヒーリングの事です。アメリカのドロレスクリーガーが提唱した『セラピューティック』と同じ『母の手当て療法』の事です。子供はお腹が痛ければ、母親は手を当てたりさすったりします。優しい言葉や安定した気持ちで手をかざしてくれただけなのに痛みや恐怖が軽減したというような、誰でも経験したことがある不思議な現象です。人は母の愛情や手から流れる気を受け取る能力があり、共鳴する性質を持っているのです。 私たちが行う療法は、その意識に基づいています。
ホリスティック(Holistic)という言葉は、ギリシャ語の「ホロス(holos)」を語源とし、「全体・統合」を意味します。 そこから派生した言葉にはwhole(全体)heal(癒す)holy(聖なる)などがあり、health(健康)もそのひとつです。 人間は、肉体という物質的なものと、目に見えない心や魂と呼ばれる精神的なものが重ね合わされものです。ですから肉体・精神(心)・霊聖の全部でひとつと考えます。そのため、健康・病気について考える時、肉体や数値だけにフォーカスするのではなく、その時のストレスや気分、感情がどのような状態にあるのかという、精神面(心の在り方)のことも同時に考えなくてはなりません。
遠赤外線効果のある保温ベッドに横になり、同じ効果のあるドームの中に入りながら、温熱器を経絡に沿って当てて行き、全身をくまなく温める療法です。鍼、お灸、岩盤浴、リンパマッサージ、ラドン浴のような利点を合わせ持った施術であり、疾患のある方はもちろん、健康維持、アンチエイジング、お子様からご年配者、妊婦さんまで幅広く受けて頂けます。
古来より自然治癒力を活性化させるために使われた「手当療法」のことで、現在は世界80カ国以上で医療関係者が実践しています。 効果としては、オキシトシンの分泌量が増え、セロトニンが活性化されます。それにより痛みやストレスの軽減・不安や緊張の緩和・精神の安定が期待できます。
一般的な温熱療法はハイパーサーミアと言われる医療行為になりますが、私達が行っているのは民間療法になります。 技術的な部分の違いは、ハイパーサーミアは局所的に機械が当てて行くのに対し、私達の施術は体の経絡に沿って、まるで手当てを行うかのように温熱器を人の手の平で動かし、全身をくまなく温めます。 もともと、人間の体は100兆個もの細胞からできています。停滞している細胞に熱を入れるだけでなく、全身の細胞を活性化させることで、本来備わっている自然治癒力を湧現(ゆげん)させます。体全体を整えることによって、その人の弱いところも自然に回復されていくことが期待できます。全体が整うと、気になるところも整い始め、思いがけないうれしい結果が出たりもします。また、私達の場合、長い歴史の中で進化してきた温熱療法の技術に加え、ホリスティック概念でも重要視されているように、精神面をとても重要視しています。技術の向上を怠ってはならないのは勿論ですが、どんなに素晴らしい技術があっても、意識状態のレベルが低いと効果は下がっていきます。私たち施術者は、自分自身の意識状態と患者様との意識との波長をとても大切に考えています。この両者の波長が共鳴した時は、奇跡と思われる様な結果も出たりします。不思議なことですが、私たちは施術すると、私たち自身も癒されていくことを実感するのです。